読了本

　そのほかにも読んでいる本はある気がするが…。
「向日葵の咲かない夏」道尾秀介・読了。
　ＭＵＮＡＫＵＳＯ　ＧＡ　ＷＡＲＵＩ．
　職場の気の合わない年上の同僚はお昼休みの「いいとも！」に自分より若い（同僚は３６歳なのでもう少し具体的に言うとすべての）アイドルが出ると、苦虫を噛み潰すとはこのことか！というしょっぱい顔をするのですが、たぶんいまの私の顔もこんなん。
　設定のせいか、小学生一人称の文体のせいか、なんとなく乙一を連想する。ただ、非常に読後感が悪い。
　乙一は黒かろうが白かろうが作品全体に独特な清潔感があって、そこが得がたい、稀有な資質だなと思っていて、そこが好きなところです。
　引き込まれたし速読で一気に読みはしましたが、取っておきたくなる本ではないし読み返したくなる本でもなかったです。

安納芋すげええええ

　アルミホイルに包んで焼くと、金色の蜜が溢れ出してホイルの中がぐしょぐしょになる。（なんかこの表現エロいような気がするけど気のせいですか？　うん気のせいですよ）焼きりんご作ったくらいに蜜が出るんだよすごいんだよ。
　普通の焼き芋の味がしなくなるくらい甘い。芋自体は繊維の多い小さめの芋なんだけど、この甘さは…。スイートポテトより甘いんだけど…。うはああ。
　高級スーパーには置いてあるので、見かけたらぜひ一度試すが吉。
　ぬげー美味いですっていうか美味いを通り越して甘い。

駅ビルのお気に入りのお店で

　全品、とにかく全品７０％オフつうセールをやってて鼻血が出そうになりながらいろいろお買い物。７分袖のジャケットなんてこれでもう３着目なのに…だってこれめちゃくちゃかわいいんだもの…太って見えるけど…。
　あと傘も７０％オフだったので買ってしまった。しかも２本。失くすことを前提にしているので情けないです。でももう３１年も生きてるといい加減自分のことが分かってくるって言うかさ…。
　失くすでしょ、傘。
　うん、去年１年でもう５本。
　買うよね？
　はい…。

　自分との対話は常に欠かさない、でも原稿の上がりはいつだって読めないぜ！　くう……っ！！！

そういえば

　カサブランカはリック×ルノー警部ハァハァの勇者ですが、てさんに「宝塚を見に行ってほもに萌えて帰ってくる勇者を見るとほっとする」と言われました。
　…こんな私でも人に安らぎを与えられるのならば生きていて良かったなという気が…するような…しないような…。

日曜は

　宝塚東京劇場で「カサブランカ」を見てきたのですよ。
　とにかく「君の瞳に乾杯☆」という台詞の出てくる話という前知識のみで、今ちょっとWikiを見てたら元ネタは映画だったんですね（えっそんなレベル？）
　んでカサブランカが地名だというのはしばらく見てて分かったんですがモロッコだったんですね、そりゃ蒸し暑いはずだ（物知らずっつうレベルじゃねぇぞ！）
　第二次世界大戦、フランスの大事なところがドイツにらめぇ！された頃を舞台にしていて、いやあ、なんていうか、面白かった。
　それにしてもヒロインビッチすぎる。お前はなにも失っとらん。
　主人公、君にはルノー大尉っていうかわゆいお髭のガチムチ系（受け）がいる。あんなナイスビッチ忘れてしまいなさい。
　初宝塚が「ミュージカル逆転裁判」だったため、宝塚友の会会員の職場の先輩（アラフォー）に「勇者さんの宝塚道はなにかが間違っているよね…」と嘆かれ続けていましたが、ついに私も宝塚の大階段を、レビューを、見ることができたのですよ！
　俺はまだ登り始めたばかりだからな。この果てしない宝塚をよ…（塚だけに）。　
　いや別に登りきりたいとかいうアレはない。でもルノー大尉、萌ええええ！！！　萌ええだべ！！
　汚職警官のくせに主人公のこと大好きで最後には殺人を犯した主人公を見逃してくれちゃうんだぜ。
　「（主人公）俺、この戦争が終わったら、お前のこと、迎えに来るから…」「（ルノー大尉）うん、待ってる…」つって幕が下りるから！（嘘だから！）
　ヒロインのナイスビッチっぷりを堪能したいので映画のほうもレンタルしてみる予定。
　それにしても逆転裁判といい、このカサブランカといい、宝塚の脚本は原作をかなり愛した人が作っている気がする。大事なポイントは可能な限り…できるかぎり頑張って…押さえてるよ。でも３回「君の瞳に乾杯☆」は、多い、な。うん。